カンボジアのビーチリゾート/ロン島・ロンサレム島への行き方、シアヌークビルの今
極上のビーチがあるカンボジアの素朴な島、ロン島・ロンサレム島。今日は島へのアクセスについて紹介したいと思います。
ロン島・ロンサレム島へのアクセス
まずはシアヌークビルへ
ロン島・ロンサレム島へは、まず、シアヌークビルというカンボジア西側の港町へ行く必要があります。シアヌークビルへは陸路(バス・タクシー)、飛行機にてアクセスできます。
わたしたちは飛行機は使っていないのすが、国内線、国際線(ベトナム等)が就航しているようです。(シアヌークビルの空港は港から10キロほど離れています)
陸路(バス・タクシー)で向かう場合は以下となります!
シアヌークビルまでは、カンボジア国内(プノンペン、シェムリアップ、カンポット、ケップ等)からバスが出ています。金額は、バスだとプノンペンから7ドル、タクシーだと70ドル。
ちなみに、わたしたちはカンポットという町からバスでシアヌークビルに向かい、帰りはシアヌークビルからプノンペンまでタクシーで戻ってきました。
尚、プノンペンからシアヌークビルまでの所要時間は、「4~5時間」というのが一般的なようですが、注意が必要です!!
2019年5月現在、カンボジア国内の様々な場所で大規模な開発工事が行われており、交通インフラが全く追いついていません。つまるところ、めちゃくちゃ渋滞するのでもっと時間かかります!具体的には「5~7時間」かかりますので、ご注意ください!
※プノンペン空港からのタクシー金額について
空港のタクシー乗り場では、各地へのタクシー金額が一覧表で提示されていますが、そこに記載の金額はもう少し高かった気がします。70ドルが普通に現地旅行代理店等で手配してもらう際の料金なので、ここまではタクシーカウンターで値切れます。
シアヌークビルから、ロン島・ロンサレム島へ
シアヌークビルからロン島・ロンサレム島へは、スピードボートに乗って向かいます。
わたしたちはSpeed Ferry Cambodiaという会社のスピードボートに乗りましたが、別の会社も運航しているようです。以下は、Speed Ferry Cambodiaの情報です。
Speed Ferry Cambodiaは一日に6便あり、45分~片道1時間程度かかります。
ホームページによると、シアヌークビル発の時間は「7:30、9:00、11:30、13:30、15:00、16:30」となっていますが、当日変更の可能性もあります。
わたしたちは11:30の予定でしたが、当日港で「今日は12時よ~」といわれ、実際の出発は13時くらいでした。
シアヌークビルの港はこんな感じ。
土日は非常に混み合っており、フェリーに乗る順番待ちは炎天下です!!!
冷房、トイレはボートにはありません。席の数よりも多くの人が乗るので、立ち乗りになる人もいました。
ちなみに、船の最後尾の外の席は、風があたって気持ちがいいのですが、座っていると波でめちゃくちゃ濡れますので注意してくださいね!
シアヌークビルの街はこんな感じです。
さて、Speed Ferry Cambodiaが停泊する港はこちら。
①シアヌークビル
②ロンサレム島(Soon Noeng港)
③ロンサレム島(Orchid港)
④ロン島(1ヵ所)
シアヌークビル⇒ロンサレム島(Soon Noeng港)⇒ロンサレム島(Orchid港)⇒ロン島⇒シアヌークビル・・・と、ぐるぐる回っているようです。
各港の位置関係はこちら。
それぞれの港の地図は以下となります。
①シアヌークビル
シアヌークビルの港にはきれいなレストランもあり、フェリーの待ち時間も困りません。
②ロンサレム島(Soon Noeng港)、③ロンサレム島(Orchid港)
ロンサレム島はSaracen Beachで二カ所止まります。ホテルの場所でどちらの港がいいか決めるといいと思います。どちらの港にもボートタクシーが待機してますので、港からホテルへボートで移動可能です!(宿泊するホテルのピックアップボートの場合はタダ、その他の場合は一人5ドル)
④ロン島(1ヵ所)
ロン島はWhite Beachにある港に止まります。港の場所が島で一番賑わってます!
チケットはホームページによると、シアヌークビルと島の往復21ドル。(現地だと18ドルだった記憶があるのですが・・・・)帰りの船は、前日にリコンファームが必要です。これは宿の人が手馴れてますのでお願いすればすぐにやってくれます。
また、復路チケットはどちらの島からでも使えます。例えばロン島への往復チケットの復路チケットで、ロンサレム島から帰れます。
※わたしたちはカンポットというところからシアヌークビル経由ロン島へ向かったので、カンポットからシアヌークビルのバスと合わせて現地の旅行会社で手配してもらいました。ボートの往復チケット込みで24ドルでした。
島での交通事情
ロン島、ロンサレム島内での交通ですが、、、、、ありません!
基本的には徒歩での移動となります!
舗装された道はほとんどなく(ロン島に少しある程度。ロンサレム島にはありません。)、砂浜や砂の道を永遠と歩く感じになります。また、ビーチ等では日影がほとんどなく、炎天下を歩くことになりますので、帽子等があるといいです。
尚、ロン島では砂浜をレンタルバイクで走る欧米人も数人見かけましたので、レンタルバイクもあるにはあるようです。
シアヌークビルの今(2019年5月現在)
シアヌークビルは2年ほど前まで、のんびりしたビーチが広がる素朴な港町で、その時のシアヌークビルを知っている相方によると「のんびりしてて、きれいで、ビーチ沿いでBBQとかいっぱいやってて、すごくいいところだったよ~」とのこと。
ですが。。。、いまは経済特区になってしまったようで、完全に中国化しています。もともとあった平和な町がぶち壊され、チャイナマネーで再開発が入っています。
街中はどこもかしこもこんな感じ。
中国語があふれ、中国人があふれ、カジノが乱立しています。今は街中至るところでビルが建設されている途中ですが、来年頃には「マカオよりずっとずっと品のないマカオ」のような街が出来上がっていると思います。
相方に言わせると、「いいところが何もなくなちゃった。一つの街がなくなっていくところを初めて見た気がする。悲しいなぁ。」とのこと。
私は今回初めてシアヌークビルに行きましたが(通りましたが)、本当に申し訳ないけど、「一刻も早くこの場から抜け出したい」とこんなに思った場所は初めてでした。
ロン島・ロンサレム島へ行くには必ずシアヌークビルを経由する必要がありますが、この街は目をつぶって通過してください。結構心が折れそうになります。。。
ちなみに2年前のシアヌークビルの感じは、現在のロンサレム島で味わうことができます!ロンサレム島もこの2年ですごく変わったそうですが、当時のシアヌークビルのお店がロンサレムに移ってきたのかなぁと思うくらい、レストランが似ているそうです。(相方談)
ロンサレム島では、毎晩ビーチ通りで美味しい海鮮BBQを楽しむことができますよ!
ロン島・ロンサレム島はまだ中国は入ってきていませんが(ロン島に中国人のゲストハウスが1件あった程度。)、時間の問題だと思いますので、早めにいくことをお勧めします。
さて次回からはわたしたちのロン島・ロンサレム島への旅行のことをご紹介していきたい思います。