お金が二種類?!キューバの通貨事情とおすすめ両替所
キューバに行ったらまず両替が必要になります。今日はキューバの通貨事情と両替事情をご紹介したいと思います。
キューバの通貨
キューバには通貨が2種類あります。一つが「兌換ペソ」。CUC(クック or セーウーセー)と呼びます。。USD 1= CUC 1と固定レート。
わたしたち観光客が外貨からの両替でまず手にする通貨がこのCUCです。元々は観光客向けの通貨ですが、今や現地の人も当たり前に使います。
もう一つの通貨が「人民ペソ」。CUP(ペソ・クバーノ)もしくはMN(モネダ)と呼びます。(モネダは「国のお金」という意味の「Moneda Nacional(モネダ・ナシオナル)」のこと。)
レートはCUC 1= CUP 25で固定ですが、銀行以外で両替するとCUC 1= CUP 24と手数料を1CUP取られることが多いです。
街中では観光客向けのお店はCUC表記、キューバ人向けのローカルなお店はCUPにて表記されており、どちらの通貨も使えます。
一昔前はCUCがキューバ人の間でそこまで流通していなかったので、CUCのお店ではCUCのみ使用可、CUPのお店ではCUPのみ使用可、と完全に分かれていたのですが、いまでは(特にハバナでは)キューバ人も主にCUCを使うため、どこでも柔軟に対応してくれます。
キューバ滞在時にCUPを持っていた方がお得な場合もちらほらありますが、CUCのみでも全く問題ありません。
キューバの両替事情
まず、キューバ国外でCUCを入手することはできませんので、キューバに到着後両替をする必要があります。
ハバナのホセ・マルティ国際空港、銀行、街中のCADECA(両替所。カデカと読みます)、ホテルで両替することができます。
キューバ国内で日本円を扱っている両替所は非常に少ないので、ユーロ OR カナダドルにあらかじめ両替してキューバへ入国するようにしてください。
(空港の両替は日本円も取り扱っていますが、それ以外は大体取り扱いがありません)
ユーロとカナダドルは基本的にはどこでも両替可能で、レートも他通貨に比べて比較的良いです。
メキシコペソからの両替も体感8割ぐらいの場所で扱ってますが、レートはユーロとカナダドルに比べてそこまでよくないです。
尚、米ドルは避けて下さい。両替の際に10%の手数料を取られてしまうので、1割損します。(USD100 = CUC90)
空港での両替場所
ハバナのホセ・マルティ国際空港には2ヵ所CADECAがあります。
一つは1階到着フロアを外に出たところに左手すぐ。もう一つは2階出発フロアにあります。
1階到着フロアのCADECAは長蛇の列。
一方で2階出発フロアのCADECAは基本的に誰も並んでないので、到着したら2階に上がって両替するのがおすすめだったのですが、
ここ数年で1階は外貨⇒CUCへの両替専用、2階はCUC⇒外貨の両替専用とわかれてしまったようです。(その時によって変わると思うので要確認)
ハバナ旧市街でおすすめの両替所
キューバの街中で両替が必要になった場合。そんなときに一番待たずに両替できるところはホテルですが、レートが悪い上に取り扱いがない日もあります。
銀行、CADECAはレートはいいですが、非常に混雑します。(特にハバナ)
15分以内に両替できればかなりラッキー。有名なオビスポ通りにある両替所は爆混みで炎天下で数時間列に並ぶこともあります・・・・。
でも、比較的すいている両替所がハバナ旧市街にあります!!!!!!!
場所はこちら。カピトリオから徒歩10分くらい。あまり並ばないうえに、運が良ければ日陰で並ぶことができます!(これ重要)
※地図の右側がオビスポ通り方向です。
キューバの街中で両替が必要になった際はぜひ利用してみてください。(パスポートが必要です)
キューバでの順番待ち
キューバ人は、並ぶときに必ずしも列になっているわけではなく、最後尾が分かりにくいです。でも、「自分はこの人の後ろ、自分の後ろはこの人」とみんな覚えているので、列はなくても順番はきちんと存在しています。
誰が最後尾か分からないときは、「Ultimo?(ウルティモ)」(=最後)と聞きながら最後尾の人を探しましょう。